ブックレビュー「アイダ・ターベル」

タイトル:アイダ・ターベル
著者  :古賀純一郎

図書館のホームページで探しものをしていたときにたまたま出会った本です。
伝記物かと思って読んでみると、残念ながら伝記としてはサラッとおさらいする程度でした。
この本の良いところは調査報道が変えてきた19世紀のアメリカの時代背景、アイダ・ターベルの調査報道の説明・評価などとともに、アイダ・ターベル自身の調査をしているところに、著者が調査報道の有効性を示したいとの思いがみられる。
いまのフェイクニュースがあふれる現在に警笛を鳴らしたいのでしょう。

この本ですが、文章が論文調でちょっと面白みにかけますね。知的な面白みはありますが、話が淡々と流れる感じなので面白く感じない方もいるかな。

アイダ・ターベルの代表的著書「the history of the standard oil company」ですが翻訳されたのもを探してみたのですが見つけられませんでした。自分の英語力では全く歯が立たないので、もし、それに準ずる本があるなら読みたいですね。
役人の不祥事が増えていると感じる中、このような本がもっと翻訳されればいいのにと感じました。

Posted by パパドン