ブックレビュー「フォン・ノイマンの生涯」

タイトル:フォン・ノイマンの生涯
著者  :ノーマン・マクレイ(渡辺正・芦田みどり訳)

第二種情報処理技術者試験を合格したのが遥か昔のですが、そのときコンピュータの歴史でみたのがジョン・フォン・ノイマンでした。当時は何も考えず暗記しただけだったのですが、ペンタゴンの頭脳 世界を動かす軍事科学機関DARPA (ヒストリカル・スタディーズ)を読んで再度登場したことから気になって読み始めました。

この記事でも本にならってジョン・フォン・ノイマンをジョニーと呼ぶことにします。

現在につながるICTの自由?

特に感心したのはジョニーが現在のコンピューターの基礎となる論文をスグに公開して、アメリカ軍部だけでなく全人類に無償で公開したことですね。この事を特許にしていたら世界は何十年も遅れているんじゃないでしょうか?
この考えは今でも息づいていて、GNUや最近のあった機械学習分野の有料論文誌への投稿を拒否につながっているんじゃないかと考えています。

ジョニーの何が凄いって世界を見通すチカラがスゴイ!

アメリカの戦中・戦後共に鋭い明晰な頭脳でアメリカを支えています。日本で言えば原爆投下決定にまつわるの意義や状況分析など、そしてソ連との冷戦など緊迫した世界情勢にも深く関与しアメリカ(人類にとっての自由と平等を守る)を信じて!

ネビッチ

最後にどうでもいいことですが
ジョニーは発表された論文を「ネビッチ」という単位でランク付けしてしてたそうです。
この記事などは最低のネビッチ4とかになるんでしょうね(そもそも論文じゃないですが)

とりとめない感想になってしまっていますがジョニーが関わった事が多すぎて紹介できません!
この本を読んでジョニーの華麗な一生を垣間見てもらえるといいですね。
まあ、難しい部分は読み飛ばす感じでも時代背景など興味深い内容です。


フォン・ノイマンの生涯 (朝日選書)

Posted by パパドン